「Sun*で勉強している学生は日本語力はもちろん、日本で働くという意識を身に付けるので、考え方や行動も変化していく。
そんな教育をしているだけじゃなく、TC(学生管理)チームが勉強以外でのサポートもするので、学生が安心して勉強できる。
それはやっぱりSun*だけです。」
Sun*で教える日本語教師としての熱い想いを語ってくれたのは、ハノイ工科大学でベトナム人日本語教師のリーダーを務めるHieu(ヒエウ)先生です。
Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の永田です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!
日本語×IT教育で世界中の優秀なIT人材を育成しているSun*教育事業の魅力を余すことなく伝えることをモットーにしているこのコンテンツ。
実際に大学の教育現場で日本語を教えている先生の想いをお届けします。
今回はハノイ工科大学のベトナム人日本語教師のリーダー、ヒエウ先生。
教師としての想いや今後の展望についてインタビューをさせてもらいました。
「ハノイに数ある日本語教育施設の中で、Sun*の日本語教育の魅力って一体なんだろう?」
「そのSun*で教える先生ってどんな人だろう?」
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です。
(今回インタビューに答えてくださった方)
Doan Huy Hieu(ドアン フイ ヒエウ)先生
日本語教師歴 約10年のベテランの先生
ハノイ工科大学でHEDSPIプロジェクトで日本語教育を4年担当
ベトナム人教師のリーダーであり、豊富な知識や経験から学生からはもちろん、日本人、ベトナム人教師からの信頼も厚い
日本への留学経験なども生かし、学生に勉強方法を教えるコーチングにも力を入れている
プライベートでは奥さんと娘さんを誰よりも大切にする良きパパな一面も
ヒエウ先生と日本語
「僕は10年くらい日本語教師をしています。日本へ留学もしていました。」
もともと日本や日本語が好きだったと思った私に対し、ヒエウ先生は笑いながら教えてくれました。
「そうでもないですよ。
実は中学や高校のときは英語を勉強していたんですが、全然できなかったんです。
でも、外国語を勉強しないと就職に困ると思って、ちょっと日本語を勉強してみたんです。
日本語が流行っていましたし。そしたら、英語より全然できて、自分に向いていると思ったんです。
それから留学するために、本格的に勉強を始めました。」
留学生活で一番印象に残っているエピソード
「アルバイトですね。日本にいるときは、日本語学校に通いながら、新聞配達のアルバイトをしていました。
両立が本当に大変だったんですが、僕もタダで新聞が読めたので、日本語力は上がったと思っています(笑)。」
日本語教師としてのキャリア
「ベトナムに帰国して、その後大学でも日本語を勉強していたんですが、最初の就職先は日本語教師ではなかったんです。
当時は実習生センターで日本人のお客様の接客をしていました。」
意外な経歴にびっくりした私に、次のように続けてくれました。
「その仕事では、実習生も日本人のお客様と話す機会があったんですが、そのときに学生の日本語力の上達が少し見えたんです。
学生の上達を目の当たりにしたとき、僕も教師として日本語を教えたいと思ったんです。
それで、日本語学校に転職しました。
実際に日本語教師として転職したとき、教えた学生からの評価がけっこう高かったんです。
それで教える仕事が自分に向いていると思いました。」
冗談交じりに語ってくれるヒエウ先生
すてきな笑顔と自信に満ち溢れた様子で、学生だけではなく、同僚の教師からも信頼が厚いのも納得です。
Sun*にジョイン
「僕は今まで6つくらいの日本語教育機関で教えてきました。
正直に言うと、ハノイ工科大学で教えるっていうことにすごい憧れがあって、Sun*に入社を決めました。
やっぱりベトナムの理系トップ大学ですから、教師としてもステータスになるんですよ。
学生も優秀で、教師として教えるのにいろいろなチャレンジもできます。新しい教科書を使ったり、教え方を試してみたり。」
日本語教師から見たSun*の魅力
「Sun*で勉強している学生は日本語力はもちろん、日本で働くという意識を身に付けるので、考え方や行動も変化していく。
そんな教育をしているだけじゃなく、TC(学生管理)チームが勉強以外でのサポートもするので、学生が安心して勉強できる。
それはやっぱりSun*だけです。
それにITを専攻している学生に向けた、IT業界で活躍しているSun*の教育だからこそ、一般的な日本語授業だけじゃなく、学習に役立つ色々なツールやアプリを使うチャンスも多いです。
もちろん実践IT授業はSun*にしかないですし。」
Sun*で働くやりがい
「やっぱり学生が日本語ができるようになるのを見ることが教師としての一番のやりがいです。
上手にならない学生もいるんですが、学生に勉強や生活についてヒアリングしたり、教師としての自分の改善も含めて、やれることは何でもやりたいです。」
学生の成長を見たことが、日本語教育に足を踏み入れるきっかけになったヒエウ先生。
続けて、以下のように話してくれました。
「僕はこれからもずっと日本語教師を続けていきたいと思っています。
学生のサポートをしたいですし、自分の経験も生かせると思っています。
最近は、経験をいかして新聞やニュースを使って、日本語を教えています。Sun*で教えていて、自分も教師として成長できるのが楽しいです。」
Sun*で働いていて、大変なこと
「それはもちろんあります。笑
Sun*はITの会社なので、日本語教師もある程度のITスキルが必要なところです。
教材の管理などはGoogle Driveを使いますし、最初は慣れなくて本当に大変でした。
僕も勉強することがたくさんあります。慣れたら便利ですけどね。」
ー Sun*の日本人の日本語教師も10人ほど在籍しているハノイ工科大学。日本人と一緒に働くという視点ではどうでしょうか。
「やっぱり大変なこともありますよ。
僕は留学もしましたし、たくさんの日本人と接してきましたから、日本人の文化や考え方などはわかっているつもりです。
それでも、日本人教師と教育に対しての思いや考え方がぶつかることもあります。それぞれの先生たちが教育論を持っていますから。
でもそういうときに、僕はいつも、
自分が正しいわけではない、いろいろな教育の考え方がある
と考えるようにしています。
実際、教育に正解はないですし、学生のためにやっているので、お互いの意見を話しますよ。」
今後の挑戦
「実は今、ハノイ工科大学で日越交流会というのを作っているところなんです。
それをしっかり形にして、運営したいと思っています。
この交流会では、ハノイ工科大学の学生が日本人の留学生や日本にいる大学生と交流できるチャンスを作ることができる場にしたいと思っています。
ベトナム人の学生は、日本語を実際に使う場面がまだまだ少ないので、日本人と交流を通して、日本語の会話力UPはもちろん、文化も学べると思います。」
目をキラキラさせて語ってくれるヒエウ先生の話を聞きながら、ぜひその交流会も今後コンテンツの内容として発信したいとコッソリ思った私でした。
終わりに
今回はハノイ工科大学のヒエウ先生のお話でした。
教育に対して非常に強い想いがあり、学生はもちろん教師チームを牽引してくれるような存在です。
今後も様々な個性溢れる教師メンバーを教育現場Voiceとしてご紹介していきますので、お楽しみに!
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それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)