Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!
わたしたちSun*がベトナムで教育事業を行っている4大学のご紹介はすでに記事にしていますが、ご覧いただきましたでしょうか。
もしまだの方がいらっしゃいましたら、ぜひ記事の最後にあるLinkから覗いてみてくださいね。
引き続き各大学の取り組みは発信していく予定なんですが、実は弊社がハノイにあるもう1つの大学のサポートもしていることをご存知でしょうか。
日本で活躍できる学生の育成をし、輩出し続けている私たちのナレッジやリソースを活かし、その大学にはコンサルタントという形で日本就職を目指す教育事業を日本語センターと協同でサポートしています。
今回はそんなフェニカ(Phenikaa)大学のご紹介です。
Sun*の教育事業部の取り組みが実績として評価されているからこその取り組みです。
どんな新しい才能が眠っているんでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。
フェニカ大学とは?
2019年に創立された私立の総合大学
大学HP:https://phenikaa-uni.edu.vn/
全14学部があり、IT学部はもちろん、医学部や看護学部、外国語学部など様々な専門が学べる総合大学であり、現在の総在籍学生数は3,000人ほど
その中で、日本語とITを学ぶ日越情報工学部では、第1期生となる2年生が30人程度、そして第2期生となる1年生が60人ほど在籍しており、日本への就職を目指している
来年度の日越情報工学部への入学者数は100人超えるのでは、と予想されており、優秀な学生も集まってくる注目を浴びている大学の一つ
実際にキャンパスを見学しましたが、設立されて間もない大学のため、校舎も非常にモダンであり、ハノイ工科大学などの歴史ある大学とは違った魅力をもっています。
また、各教室のコンピューターや大型モニターなどの学習環境はもちろん、バラエティ豊かな専攻が学べるからこそ、その学びを加速させるような設備面での充実さも際立っています。
フェニカ大学とSun*
Phenikaa大学の日越情報工学部は弊社でサポートしている他の大学と同様に、日本就職を目指しています。そこで、すでにベトナムの学生の日本就職の実績を出している弊社に『日本就職のためのカリキュラムを作って欲しい』というパートナーとしての依頼がきたことがきっかけでした。
Sun*はフェニカ大学の日越情報工学部のコンサルタントという立ち位置でサポートしており、実際の日本語授業はChiaki日本語センターが担当しています。
Chiaki日本語センターの代表であるゴック(Ngoc)先生はハノイ工科大学でも実践IT授業を教えていた経験があり、今でもChiaki日本語センターで教える現役の先生です。Chiaki日本語センターはハノイ工科大学のすぐ近くにあるということもあり、共に信頼しあうパートナーとして今でも関係が続いています。
日本就職を目指すための日本語授業はChiaki日本語センターが担当しているものの、Sun*はコンサルタントとして授業カリキュラムの設計や学生のモチベーション向上施策の提案、また、ときには授業のアシスタントとして参加することもあります。定期的なミーティングや授業に関して協働することはもちろん、フェニカ大学の日越情報工学部のオリエンテーションも弊社オフィスで協同開催しました。
ゴック先生が語る!フェニカ大学での教育
「フェニカ大学で勉強する学生は地方出身の学生が多く、日本が大好き!という強い思いをもって入学してきます。
でも、実は規則に厳しい大学なので、ITや日本語のテストでも結果が全てで、残念ながら単位を落とし、留年となってしまう学生もいるんです。」
ー 厳しい大学なんですね。日越情報工学部の学生たちはどうですか。
「まじめに勉強していますよ。残念ながら単位を落としてしまう学生は1年生では3人いましたが、本人の努力が問題なので、しょうがないですね。学生は日本就職を目指しているので、やはりしっかり努力することが欠かせません。」
ー なるほど。Chiaki日本語センターの先生方はフェニカ大学でどんな日本語授業をしているんですか。
「まだ在籍生が2年生までしかいないので、初級レベルの『みんなの日本語』を主に使って、授業をしています。2年生の途中で教科書が終わるので、そのあとは日本語能力試験のN3レベルの教科書を使っています。やはりN3に合格が一つの基準になりますから。
でも来年3年生になる学生にはもう少しアウトプットのチャンスも増やしていく予定です。」
ー アウトプットのチャンスというと、何をするんでしょうか。
「1,2年生でも少しやっていますが、ディスカッションやプレゼンテーションなど発信する時間をもっと増やしていく予定です。Sun*の日本人にも2年生の授業に参加してもらい、学生の発表にフィードバックをしてくれましたね。」
ー そうでしたね。学生が家族の話や将来について話す練習をしたときですね。
「そのようなアウトプットの機会は必ず日本で就職するうえで必須なので、今後もどんどん実施していきたいと思っています。他にもマナーの授業ももちろんやりますよ。それから、第1期生の学生が3年生になったら、自分で勉強する習慣もしっかり身についているので、反転授業にもチャレンジしたいと思っています。自分の管理がしっかりできるようになりますから。」
ー 動画教材などのインプットにあたる課題を事前に与えて、その課題がやってあることを前提としたアウトプット中心の授業をすることですね。
IT授業のレベルも高く、勉強が大変だという話を聞いたことがありますが、学生はしっかり課題を授業前にこなして参加できるでしょうか。
「たしかにITも難しいですが、でも日本で就職するためには日本語のスキルだけではなく、自己管理やマナーの勉強も欠かせません。日本就職に強い思いがある学生はしっかりやると思います。」
ー なるほど。ぜひ期待したいですね。逆に日本語学習にどうしてもつまづいてしまっている学生はいませんか。
「もちろにいますよ(笑)
必ずそういった学生は一定数出てきますから。ただ、一緒に授業を担当しているChiaki日本語センターのチャン(Trang)先生やズン(Dung)先生がしっかりサポートしています。実は授業が始まる9時前に、日本語の小テストの結果が悪かった学生に補習授業をやっているんです。でも、今ではその補習授業に自主的に参加を希望する学生も出てきて、結果的に全体のモチベーションが上がり、より勉強に打ち込めるいい機会になっています。
補習授業を実施する先生は、はっきり言って大変だと言っていますが、学生のために自主的にやってくれています。」
ー 積極的に勉強する学生が増えたのはいいことですね。周りが積極的だと、ほかの学生も相乗効果でがんばるようになりますよね。
「そうですね。でも、今の2年生はクラスでは、今年の7月にN3を受験する予定の学生もいれば、まだレベル的に難しいので12月に受験する学生もいます。グループで教えている授業なのでレベルの差もどうしても出てきてしまうので、授業を担当する教師にもレベルの高いクラスコントロールやコーチングスキルが求められます。これは今後の課題ですね。」
終わりに
Chiaki日本語センターと協同で弊社がサポートしているフェニカ大学のご紹介でした。弊社がコンサルタントという新しいサポートをしている大学です。現在1期生の学生たちも将来弊社のジョブフェアへの参加を目指しています。
弊社のナレッジやリソースと、パートナーであるChiaki日本語センターの協同により、どんどん教育のレベルも上がり、フェニカの学生から日本就職の夢を掴む学生も必ず出てくると確信しています。今後が楽しみですね。
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それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)