Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!
先日から、Sun*が教育事業を行っている大学生向けに夏期講習がスタートしました。
学生時代の夏休みと言ったら夏期講習を思い出すという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般日本語のクラス以外にSun*オリジナルの実践IT授業も開講し、日本で働く上での心構えやスキルなどを学びます。
今回は、バラエティ豊かな講義の中から一つを選んで紹介します!
夏期講習の実践IT授業とは?
対象者は、日本での就職が内定している学生です。
ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学、ベトナム国家大学ホーチミン校の学生で、約80名が参加しています。
当初はオンライン、オフライン授業の両方が行われる予定でしたが、7月頃にベトナムで新型コロナウイルスが流行してしまい、完全オンライン授業となりました。
授業のテーマは毎回異なり、例えば以下のようなものがあります。
- 質問の仕方
- キャリアデザイン
- 若手エンジニアのマインドセット
- 業務分析スキル
- 報連相の練習
- 日本へ行くにあたり不安に思っていることへのアドバイス
- 内定先の先輩の失敗談に基づくケーススタディ
上記は、数ある授業の中の一部を抜粋したものです。
どれも実践的で、日本人の新卒に負けないスキルやマインドを養える内容ですね!
今回は私自身も興味深々だった「内定先の先輩の失敗談に基づくケーススタディ」のオンライン授業についてお届けします。
夏期講習の様子
以下は、コロナ禍でのオンラインツールを使った業務が当たり前になった今だからこそ、よく見られる失敗談かもしれません。
この失敗談は、他人事とは思えません…
私も過去に、自分が取りまとめていたオンライン会議のURLを共有し忘れてしまい、直前でバタバタしてしまうという失敗をしたことがあります。
学生たちはこの失敗例に対し、グループに分かれて原因とどうすればよかったのかということを話し合いました。
話し合いの結果はこんな感じでした。
そうですよね。
当日というのは相手に失礼です。
皆さんが言うように、連絡は早ければ早いほうがいいですね。
では、グループBはどうですか?
問題に気づいたら、積極的に連絡するべきだと思います。
至急の場合は他の方法でも連絡したほうがいいです。
連絡はいつするべきですか?
(オンラインでの打ち合わせの場合)通常はURLの連絡があります。
それがないとわかったらすぐに連絡したほうがいいです。
そうですね。
他の連絡手段として、電話やメッセンジャー、他の方への伝言など、いろんな方法を持っていることも大切です。
日本ではよく聞く「報連相」という文化がここベトナムでは一般的ではありません。
ですが、日本ではこういった報連相が結果として一緒に仕事をするメンバーとの信頼関係に繋がっていると、私たちは考えています。
小さなところからしっかり丁寧に仕事をしていくことで、将来的には大きな仕事を任せてもらえるようになります。
学生たちはチームごとに話し合って、できる限り早く連絡をするという答えにたどり着いたことはとても素晴らしいです。
夏期講習では、別日に報連相の練習というテーマで授業が行われます。
過去にも、ベトナムの学生向けに教育事業部として報連相についての授業を行ったことがあります。
日本の企業に就職してからではなく、事前にビジネスマナーを学ぶ機会があれば、学生たちの戸惑いや受け入れ先企業の従業員の方々と円滑に仕事を進められるはずです!
このケーススタディの後に、松浪先生から「仕事の半分は確認作業です」という話とともに、「5W1H」についての説明がありました。
松浪先生が学生へ、「5W1Hはどんなときにも使える方法なので、確認しておきましょう!」と温かいメッセージがありました。
IT講師 松浪先生から
今回、取材をさせていただいた授業を担当した松浪先生から、授業後にあるスライドをいただきました。
今回は一部しかご紹介できませんが、実際は64ページもある超大作です。
日本の交通事情や利用の仕方、食事編ではおすすめのお店、東京と大阪での生活の違いなど、詳細かつ分かりやすく、時には面白おかしく書かれています。
これも松浪先生からの愛だと感じました!
このスライドは、夏期講習の最後に学生へ贈るとのことです。
日本で少しでも快適に過ごせるよう、できる限りのサポートをしたいという想いが詰まった素敵なプレゼントですね。
この夏期講習には他のSun*の先生方も見学にこられており、教育事業部全体で愛を持ってサポートしていることを改めて感じました。
最初にお伝えした通り、授業に出席した学生は全員、今後日本の企業で就職が決まっています。
外国に行ったことがない学生もたくさんおり、また、本格的に正社員として働くこと自体初めてな学生たちです。
日本人が日本で新卒として働く時でも緊張や不安が大きいので、異国の地で新しい生活を始めるベトナムの学生たちはもっと不安を抱えていることでしょう。
もちろん、目標としていた日本就職に対する嬉しさやポジティブな気持ちも強いと思います。
彼らの渡日や日本での仕事に対する不安が少しでも消え、よりポジティブな気持ちを抱けるよう、IT講師や一般日本語教師をはじめ、教育事業部全体で支え続けていきたいと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はSun*オリジナルの実践IT授業の夏期講習の様子をお届けしました。
まだまだこの後も夏期講習は続きます。
学生たち、頑張れ!!
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最低でも一日前には連絡をしなければなりませんでした。
連絡は早ければ早い方がいいと思います。