Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!
今まで多くの記事を投稿し、現場で教える教師のインタビューや授業内容の紹介、大学紹介をしてきました。
その全ての記事に共通しているのは、Sun*教育事業部のメンバーは成長マインドセットを持っているということ。
決して自分のための授業ではなく、学生が日本就職の夢を叶え、日本で活躍できる、さらにはその後の幸せな人生を願い、日々教師はもちろん、学生管理のTC、そして営業部メンバーも仕事をしています。
そこで今回は、そんな成長マインドセットをまさに具現化した学び合いである実践共有会についてご紹介します。
どんな学びがあったのか、という成果はもちろん、そもそもなぜその学び合いが必要なのか、そして私たち教育事業部が何を目指しているのかご理解いただけます。
ぜひ最後までご覧ください。
実践共有会とは?
北はハノイ、南はホーチミンまでSun*はベトナム全土に計4大学を拠点にしており、60名を超えるメンバーが教育事業部に所属しています。
私たちは「日本で活躍できる人材の育成」を目標に掲げ、各大学の環境や教師の特徴を活かした教育を実践しています。
同じ拠点で働く者同士の学び合いは言わずもがな、他の拠点にいる教師の実践やアイデアに触れることで、自分自身の拠点を見直すきっかけにもなり、何か新しいアイデアが閃くことも十分にありうるでしょう。
これだけ大きな組織になったからこそ、日本語教師、IT講師、TC、営業チームなどすべての垣根を超えて縦割りをなくし、お互いが学び合い、成長し、それを学生に還元したい。
そんな組織にしたいという想いからこの実践共有会はスタートしました。
この実践共有会では参加者の年齢や教師の経験、ベトナム人や日本人といったことは一切関係ありません。
そしてこの会を企画・運営しているのも有志のいち教師で、参加も任意です。
共有内容は日本語教育に関する内容であれば、なんでも構いません。
- 授業での取り組み
- 自分が抱えている悩みの共有
などなど、要は何でも肩肘はらずに共有してみましょう、ということです。
2020年の8月に行われた第1回実践共有会は2部構成でした。そんな第1回の様子を今回はたくさんお届けします。
第1部 パネルディスカッション
第1部では各大学の特徴や取り組み、今後実施していきたいことなどを各大学の代表者が発表しました。
例えば、ベトナム国家大学ハノイ校では、日本語は必修ではありません。(ハノイ工科大学は必修です)
そのため、学生のモチベーション管理はもちろんのこと、どうやって日本就職を意識させるか、という工夫がハノイ工科大学とは違った視点で求められます。
ベトナム国家大学ホーチミン校はまだプロジェクト開始から日が浅く、2021年現在、2年目を迎えたばかりです。
そのため、組織づくりから取り組んでおり、テストなどの評価に四苦八苦しながらも、外部の報告会にも参加するという積極的な取り組みをしています。
このように大学ごとに状況は異なるからこそ、その状況を理解し、新たな視点を取り入れることが大切になってきます。もちろんお互いのリスペクトも忘れてはいけませんね。
第2部 希望者による実践共有会
事前に発表を希望する参加者がそれぞれZOOMの部屋で発表しました。
他の参加者は自分が参加したいところに参加するというやり方でした。*発表は日本語・ベトナム語どちらでもOK
様々なテーマで発表がされていますね。
全ての発表を詳しくご紹介するということはできませんが、例えば実践共有②のNhung(二ュン)先生は、VNUで学生を巻き込む授業案と、それを実践した反応などを共有していました。
いかに学生が受け身にならず、主体的に授業に取り組めるか。これをアクティブラーニングといいますが、インタビュータスクやミニゲーム、予習をしていることが前提で授業を実践する反転授業など、実践したNhung先生の発表はもちろん、参加した他大学の教師も意見を交換しあう情報共有の場となりました。
この発表で、二ュン先生は「やりたいこと」と「やらないといけないこと」のバランス、そして何より具体的な学生の成果を見て判断していくことの難しさを実感したようです。
ご紹介したのはほんの一例ですが、同じSun*で働いていながら大学ごとに環境も学生の特徴も異なるので、参加した教師にも新しい発見があるのはもちろんのこと、横のつながりができ、今後の成長が加速しそうだという反応でした。
教師の成長=学生の成長ですから、この第1回実践共有会以降、各大学で大きな変化もあったようです。
そして第1回とついているからには、もちろん第2回もありますよ。
そちらはまた別の記事でご紹介します。
終わりに
今回はベトナム国内の大学に拠点がある環境を活かした実践共有会のご紹介でした。
どのような内容で、教育事業部メンバーは学び合い、成長していくのでしょうか。
今後もこの取り組みから目が離せませんね。
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