Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「GEUのチームビルディング」についてお伝えする記事となっております。ぜひ最後までお読みください!
ベトナムのチームビルディングとは?
ベトナムと日本でチームビルディングのやり方にも文化の違いが出るのでしょうか?答えは「Vâng(はい)」。しかし、そのやり方が全く違ったり難しかったりする訳ではありません。
一般の人がイメージするチームビルディングとは?
チームビルディングとは強い組織を構築していくための取組みであり、チームメンバーのスキルや能力、経験などを最大限に引き出し、目標を達成できるチームづくりに取り組んでいく事です。チームビルディングをすると言えば、社内研修を通じてチーム作りの手法を学んでいくのが一般的なイメージではないでしょうか?
ベトナムのチームビルディングは「一緒にご飯を食べる」こと
しかし、ベトナムでチームビルディングと言えば、「一緒にご飯を食べる」事を通じてチームが交流し互いを理解し結束を固め、目的を達成に向け強いチームを作っていくという解釈が中心です。
ベトナムで働く上ではとっても重要になる
「一緒に食事するだけで強いチームが出来るの??」などと思うなかれ。
ベトナムに入ればベトナムに従え。GEUは日本人とベトナム人の混合チームであり、ベトナム文化上でそのチームの活動はあるため、ベトナム文化抜きに強いチームを作る事はありえないのです。ベトナム人はとても仲間想いです。しかし日本人が想像する仲間想いとは少し異なります。
ベトナムでは仲間や家族が「一緒にご飯を食べる」文化がとても大切にされています。例えば、どんなに仕事が忙しくても夜ご飯は家族で食卓を囲む。社員の結婚式や誕生日をみんなで祝うといったことが普段から行われています。プロジェクトのリリース前、どんなに忙しくても、夜ご飯を家族と一緒に食べるために、ベトナムメンバーは一度家に帰り、ご飯を食べたあとでまた会社に戻って仕事をするといったこともあります。
Sun*のチームビルディングの狙いは?
Sun*はベトナムで会社を設立した当初から、チームビルディング(=一緒にご飯をたべる)を非常に大事にしてきました。日本人にとって、一緒に働く会社のスタッフは同僚ですが、ベトナム人にとっては「仲間」という考え方が非常に強いです。つまり、仲間に対して、「一緒にご飯を食べる」「結婚式や誕生日をみんなで祝う」ということは当たり前の考え方を持っています。なのでチームを強くするには仲間意識を強くすることがチームを強くする事に繋がります。
3ヶ月に1回チームで実施するように義務づけている
そんな仲間のために、Sun*は「チームビルディング(=一緒にご飯をたべる)」ということをイベント化しているのです。現在では、Sun*では日本人とベトナム人、たくさんのメンバーが働いていますが、「3ヶ月に1回はチームビルディングをしなさい」という半ば強制的なルールが当たり前になっています(笑)
ベトナムではベトナムのチームビルディング文化が重要
日本であれば、会社の新年会や忘年会などのイベントでさえ、幹事が参加希望者から費用などを集めたり、出席確認をしたりしていると思います。特に”イマドキ”の人たちは、参加することすら敬遠しがちになってきていると思います。
しかし、ベトナムではその逆です。スタッフから「次のチームビルディングはいつやりますか?」「次は何を一緒にたべますか?」というお誘いは当たり前です。これはベトナム人にとっては「非常に大事な行事」だからです。
日本におけるチームのチームビルディングとの違いは?
日本のチームビルディングは、ワークショップを通じてチームのパフォーマンスを上げる取り組みを「学ぶ」傾向がありますが、ベトナムのチームビルディングは食事会で行われる会話での相互理解やゲームでの勝利を通じてメンバーの「仲間意識を強める」、目標達成に「夢中になる」事が大切にされています。「仲間意識を強める」「夢中になる」事は、今の日本社会に足りない重要な事ではないでしょうか?
GEUのチームビルディングに参加!
そんな中GEUのチームビルディングが開催され、私もGEUのチームビルディングに初参加することになりました。何が起こるのかとても楽しみです!
会場はベトナム料理レストラン
会場はベトナム料理レストランのCha Ca Hang Son。Cha Ca(チャーカー)とは魚の鍋で、ベトナムの名物料理です。きれいで大きなレストランでした。
参加者は約30名
参加者の構成は日本語教師チーム、実践IT講師チーム、TCチーム、BizPromoチームが参加しました。GEUメンバーが一か所に集まり実施するのは新型コロナの感染拡大収束後初めてです。実に1年半ぶりの開催となりました。
チームビルディングの様子
会場のレストラン、Cha Ca Hang Sonはベトナム料理レストランでした。魚の鍋がメインのレストランですが、その他にもベトナムの伝統料理が次々と出され、全て美味しかったです!ゲームをするため広い会場が必要だったのでそれも良かった。画像はチームビルディング準備中の様子です。
ノリノリのMC!会場にはプロジェクターが持ち込まれ、メンバー各自が今年前半の振り返りをテーマに、どんな年だったかが楽しく詳しくわかる動画が事前に制作されており、わいわい賑やかに鑑賞する場面もありました。
また、日本語とベトナム語を使ったチームワーキングゲームをプロジェクターを使い行いました。多くのゲームがイラストや音楽を使い事前に作成されていました。優秀チームには賞金・景品が当たったりなど、本格的でとても盛上りました。画像は準備も楽しくするメンバー♪
アゲアゲなダンスを披露するメンバーもいました。衣装の早変わりで大人しい服装から、いきなりダンサー風に変身し、本気度の高さがここにも現れました! 観ているメンバーは歓喜の声を上げ大盛り上がりでした!
チームワーキングゲームの1つをしている様子です。ご飯を食べながら、クイズに参加交流しメンバーの仲間意識がどんどん強くなっていきます。「この子たちは誰の子ですか?」とチームメンバーの家族に関する話題など、仲間意識が強くなければ出せないようなクイズの問題が次々と出され、会場は盛り上がり熱気も高まります。
ベトナム人は喜びを素直に表現するのが上手。ゲームで勝ったチームが勝利の喜びを素直に表します。周りのみんなも拍手をし、祝福をする。このような場面がチームビルディング中に多くみ見られました。
ベトナム人は本気でイベントに参加している!
このように動画作成や早着替えダンス、ベトナム語と日本語を使った交流ゲームやメンバーの家族の話題も盛り込まれたメンバークイズなど、事前準備と仕込みが大変な出し物が多く、チームビルディングを全員で作り上げようとする、その本気の態度に初参加の私は感動しました。これはベトナムの良さであり、今の日本ではなかなか見られない光景です。このようなチームビルディングが行われているGEUの素晴らしさを再認識した日となりました。
チームビルディング運営者に確認してみた
これだけの人数を集めたり、催し物を準備するのは大変だったと思います。そこで運営者の松ケ平先生に準備当日の様子や想いについて聞いてみました。
–30名以上のメンバーが参加しましたが、日程調整はどのようにしましたか?
出来るだけ多くのメンバーが参加できるよう、JLPTの試験を受けるメンバーもいたのでそれが終わってからの開催にしたり、お子さんがいる先生が多いから、早く開始して早く家へ帰れる時間に始めたり、オフィスと大学の中間地点にあるレストランを開催地にするなど調整しました。
–司会進行はどのように決めましたか?
MCはイベント運営の準備に時間がかかったので、当日は楽になるようにとイベント運営メンバー以外で日頃から賑やかで周りを楽しくしてくれる雰囲気を持っている人達にお願いしました。
–人数が多かったですが、ゲーム等の内容はどのように決めたんですが?
メンバークイズはメンバー同士でもお互い知らない内容になるようクイズを担当するチームがメンバ一人一人にこっそりインタビューしてつくりました。プライベートなことを知る事で、より仕事上だけじゃなく仲間として付き合えるようになる話題を探してクイズにしていました。また、ゲ―ムは普段接しない人がチームになり結束を作れるようにしたり、「ベトナム語ゲーム」は日本人がベトナム語を読んでそれをベトナム人が当てるというゲームで、普段メンバーはベトナム人も日本人も日本語を話しているので、言葉の垣根を超えて楽しめるものを考えて実施しました。
–チームビルディングの狙いや目的は何でしたか?
メンバーの新しい一面を知れるように、またいろいろな人々が交流出来るように作成しました。
–目的は達成できていましたか? 実施して感じたことは?
積極的に参加してくれた人が多く、GEUとして各チームを繋ぐことを意識して準備したので達成できたと思います。大学とオフィスの位置が離れているという事があり、同じGEUで仕事をしていてもなかなか直接顔を合わせることが少ないメンバーがいるので、またコロナ禍でリモートワークが増えていたので、GEUチームの交流の場としてもいい機会でした。
まとめ
今回のチームビルディングに参加してベトナム人メンバーがゲームで勝つためにクイズの回答やゲームで見せる瞬発力やチームビルディング中に互いに交流し仲間の結束を高めようとする行動を目の当たりにしました。これは日本人には無い凄さです。日本人×ベトナム人のチーム力を最大限引き出すには今回のようなチームビルディングが効果的と実際に参加して感じましたし、学びが多く楽しい経験となりました。次回のチームビルディングも楽しみです。
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