Xin chào các bạn(こんにちは みなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「TCチームの活動とは?密着取材 内定Before編」と題して、Sun*教育事業部のTCチームの具体的な活動を密着取材を通じてご紹介する記事となっております。TCチームのきめ細かな働きが学生たちの日本就職の舞台裏で大活躍しています。ぜひ最後までお読みください!
TCチームとは?
TC(タレント コンサルティング)チームは、xseedsの学生(タレント)のマネジメント、サポート、フォローで学生の能力を引き出すチームです。チームは3つに別れていて、まだ未内定の学生を受け持つ『内定Beforeチーム』、面接を受ける学生は『xseeds Hubチーム』、内定後の学生が渡日するまでは『内定Afterチーム』が受け持ちます。
この3チームが大学入学時から卒業・渡日までの間、様々なセミナーやイベント、個別の『ヒアリング』を実施します。学生一人一人のパーソナルシートを作成し、学生の個性に適した細かな対応をしながら、徹底的に学生の解決すべきテーマを一緒に解決し、悩み相談やモチベーションアップをしていきます。TCチームのきめ細かな学生へのコンサルティングはxseedsの大きな魅力の一つです。
【学生を支える専門部隊!TCチームのご紹介】
TCチーム密着取材は内定Before編、xseeds Hub編、内定After編の3部構成になり、今回は『内定Beforeチーム』の活動内容紹介記事となります。
内定Beforeチームのハンさんにインタビュー
今回密着取材をする内定BeforeチームのハンさんにTCチームや内定Beforeチームについて事前にインタビューしました。
まだ1年弱です。これはTCチームのメンバーとしてはまだ短い方です。私はこの仕事が好きなので長くTCチームで働きたいと思っています。毎年新しい学生が入学しますが、その学生達はそれぞれ違うので、毎回新たなチャレンジでやりがいがあります。
セミナーなど学生が色々な質問をする中で、私たちTCチームのメンバーが自分たちが日本で働いた時の経験や学んだ事を伝える事もあります。それを聞いた学生がうちに帰ってから日本就職について考える時の一助になれば嬉しいと思います。
学生のモチベーションを上げるために、TCチームがどのような方法を取っていますか?
色々な面から学生が日本で働くモチベーションをアップさせるアプローチをしています。各種セミナーの開催、すでに日本で働いている先輩達との交流会や各種ソースの提供、例えば日本で働くメリット・デメリット・どんな企業が選考会に参加しているか?・選考会参加企業の特徴とその情報を提供しています。また、未内定チームが担当する全1年生と2年生学生(400人以上)が個別に1年に1回以上は話す『ヒアリング』という活動では、学生の悩みや迷いを聞いてそれに対して情報シェアや支援を行います。全ての学生の細かい悩みなどを聞いてモチベーションがアップするよう支援するので、これは本当に学生を応援したい気持ちがなければ出来ない仕事と思います。
学生とのコミュニケーションにおいて気をつけていることは何ですか?
学生の考えを否定せず尊重する事です。自分の考えを学生に押し付けずシェアするだけに留める。そして、決して上の人間のように話さずに、友達のように話す事。様々な学生がいるので学生によってフレキシブルな対応をする事。学生に対していつもポジティブな対応をする事です。
TCチームが学生との関係を築く上で大切にしていることは何ですか?
学生が話しやすいようにTCチームは学生達にとってお姉さんや友達のような関係を築いています。学生達にとって大学で日本語や就職に詳しいのは先生しかいません。やはり先生には簡単に話しかける訳には行きませんから、TCチームはいつでもどんなことも気軽に話せるような関係でいるようにしています。ある時はヒアリングの時に『彼女が出来ました!』と報告してくる学生もいました(笑)。
TCチームの仕事で最も喜びを感じる瞬間は何ですか?
嬉しい瞬間は本当にたくさんあります。学生が内定をもらった時はもちろんめっちゃ嬉しいです! また上司だけではなく、学生・同僚からありがとうと言われる時はとてもうれしいです。学生のヒアリングの時に学生と打ち解けて個人的なことまでも打ち明けてくれた時はそれくらい近い存在になれたという事なのでやった!と思いますね。ベトナムはFacebookが人気なので、学生がFacebookに内定をもらった事を投稿し、その投稿内容に『TCチームのお姉さん、ありがとう!』と書いてくれる時があり、これもめっちゃうれしいんです!
学生が就職活動のモチベーションを失ってしまった場合、TCチームがどのような支援を提供していますか?
モチベーションを失っているかどうかは、日々学生と接している大学の教師との連携で早期に知ることが出来ます。また、セミナーやイベントの最後に行うアンケートでその様な学生を発見する事もあります。この場合はその学生と『ヒアリング』で抱えている問題や悩みを発見し解決して行きます。
TCチームが学生に提供しているサポートで、最も人気があるものは何ですか?
現在実際に日本で働いている先輩との交流会イベント『先輩交流会』です。実は昨年の先輩交流会が1回目の実施で参加者が少なかったのですが、イベント終了後の『振り返り』で様々な改善点が出されました。その結果、2回目の今年は240人も参加し、成功しました。セミナーやイベントが終わったあとは必ず『振り返り』をします。そしてセミナーや交流会の最後に必ずアンケートを取ります。そのデータを元に、メンバーが改善点を話し合います。
普段どのように仕事をしていますか?
チーム毎での定期的な会議に加えてイベントやセミナー毎でも会議を多く行いますが、共通して意識していることは報連相の徹底化です。TCチーム全体でも毎週ミーティングを行います。そこで各チームの業務を報告し、学生の悩みなどの相談・共有をします。2週に1回、日本語教師と未内定チームでミーティングもします。学生のサポート活動全般についてで、例えば選考会や今後どんな新しい活動が必要かなどです。
チーム内で意見の対立などがあったときはどのように進めますか?
TCチーム内に3チームありますから意見が異なる時もあります。そういう時は、目標はどこか?を互いに確認し合う事が大切です。各メンバーの自分の意見を言い合い、メリット・デメリットを洗い出して話し合い結論を出します。TCチームの良いところはみんな活発で前向き、常に学生のためを考えている点です。各活動の終了時は『振り返り』をして改善点もその都度話し合っています。
密着取材開始です!
インタビューでTCチームの仕事へのハンさんの真面目で丁寧かつ熱い姿勢を感じました。
これから1日の仕事を実際に追っていきましょう!
8:00 出社
密着取材当日。8時に出社します。まずはデスクに座り、1・2ヶ月後に開催する面接対策コースの準備と夏に開催するアイディアソンコンテストの準備と確認に取り掛かります。面接対策コースは、学生の授業内で行います。そのため、カリキュラムの内容や時間を調整し、授業の雰囲気に合わせる必要があります。ベトナムでは日本流の就職活動や面接というものが無いため、面接対策はとても大切です。アイディアソンコンテストについても同様で、昨年に開催した経験があるとはいえ、準備に不備があるのはいけません。経験の振り返りと綿密な準備を行い、より有益な活動を提供できるように努めます。
【アイデアソンとは?Sun* Be the change 2022 アイデアソン開催!】
9:00−10:00 学生のヒアリング
学生のヒアリングをします。この日のヒアリングはフリースペースに移動してオンラインで行いました。オンライン・オフラインの両方で臨機応変にヒアリングは行われます。
この日のヒアリングは次回のxseeds Hubに参加するかどうか、どんな企業に応募するのか?毎日どのくらい日本語を勉強しているのか?などのテーマで様々な話を学生としていました。学生は京都にある企業に入社したいと言っていました。学生と対等な目線で対話しながら意見を聞きつつアドバイスをしながらxseeds Hubへモチベーションを上げていました。ヒアリング活動は、学生がxseeds Hubに参加する前に行われます。例えば、今年の9月のxseeds Hubの準備のために、TCは4月にヒアリングを行いました。ヒアリングはSCPのチェック、交流会、奨学金などの活動よりも前に行われます。これにより、私たちは学生にジョブフェアに参加をサポートする様々な活動を総合的に提供することができます。そして学生がこれらの活動に関する疑問点がある場合には、適時に解決することができます。
10:00−11:45 学生からのメッセージをチェック
学生からの質問や相談メッセージはとても多く、学生は、みな質問や相談したいことをたくさん抱えているそうです。ハンさんはこの日も一つ一つ丁寧に相談にのり、質問に答えていました。この日の学生の相談は、自分は京都にある会社で働きたいのだが、自分のスキルにあった会社があるかどうか?また日本語学習が思ったように進まずハンさんに相談していました。学生の悩みは本当に多岐に渡り、各学生が参加する活動ごとにも色々な質問があるそうです。例えば選考会やインターンシップ、面接対策やSun* be the changeコンテスト等の参加条件についてや、現在の自分の能力で参加できるかどうか?また、これらの活動に参加するために必要な注意事項や準備は何か?などです。さらに、各選考会で、学生たちは企業に関する情報や採用条件、現在持っているスキルについて、企業に該当するかどうか?そして、面接の質問に対しての自分の回答についてTCチームからアドバイスが欲しいという依頼もあります。
そして選考会やイベントがなくても、学生たちは日本就職の心構えや日本での生活、仕事環境に関する質問や、日本就職で成功した先輩について、また恋人が日本に一緒に行きたくないと言っていて、どうすればいいか?などの問題がある場合もあるそうです。学生だから、疑問や悩みは限り無くあって、本当に様々な質問や相談がきます。
11:45ー12:45 昼休憩と昼寝タイム
楽しい会話が弾むランチタイムの後は、オフィスの照明を落として昼寝タイムとなりました!
1:30ー2:30 採用Beforeチームミーティング
ミーティング中のハンさん。他メンバーの意見をよく聞いています。
オンラインで採用Beforeチームのミーティングです。これは毎月行われるミーティングで本日はオンラインで行われていました。前月の施策の進行状況の報告やチームの目標を達成するための方向性や解決策について活発な発言や議論が交わされていました。この日のミーティングのテーマは次回の先輩交流会に向けて進捗状況の確認、ヒアリング活動についての進捗、先々月に行われたジョブフェアオリエンテーションセミナーについてでした。
2:30ー3:30 学生のヒアリング
さぁ、本日二人目のヒアリングです。選考会に関する相談を受けていました。
3:30ー5:00 SCPチェック・先輩交流会の準備
デスクに戻りPC作業に入ります。学生たちが各自作成したSCPをチェックします。学生は自己アピールの表現が適切ではなかったり補足が必要な場合は修正案の提案をします。そして次回の先輩交流会の準備も進めていました。
SCPについてこの記事でご確認ください。
【教育事業を加速させるプラットフォームpart.1~SCP~】
面接練習の実施
また、別日に、内定Beforeチームのクェンさんと日本語教師の田頭先生が一緒にHUSTで2年生の学生2人の面接練習を行いました。日本式の面接は初めての二人。基礎的な面接のマナーもしっかりと教わります。
また面接時の態度や企業が学生に求めている事を把握しそれに対しての自分の強みの日本語での伝え方を学んでいました。
xseedsの学生の集中力は高い。練習中のフィードバックを学生はその理由をすぐに理解し、質問への回答となる受け答えができるようになっていました。
先生が日本語で学生達に伝えている事が理解できていなかったら、クェンさんは即座にベトナム語で先生が言っている意図を伝えます。
面接で企業が学生の何を知りたいか?自分は何を伝えれば良いのか?田頭先生が熱く教えます。
日本流の礼儀はベトナムにはないため、礼の仕方など基礎的なこともしっかりと練習します。
終わりに
いかがでしたか? 学生達にとって『何でも相談できる頼りになるお姉さん』のような存在のTCチーム。今回はその『内定Beforeチーム』の一日に密着取材をしました。日本的な就職習慣がないベトナムで、学生が内定をもらうまで彼女らの仕事は無くてはならない存在だと取材を通じて実感しました。わたしたちの事業に関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)
ハンさんはTCチームで働いてどのくらいですか?