【ベトナム人学生を紹介】Developerとしての技術力、対応力を持ったハノイ工科大学生!

「卒業プロジェクトとして、話者認識と音声認識の二つを合わせ持ったものを開発しています」

そう語ってくれたのは、日本企業に内定済み、現在はハノイ工科大学の5年生(最終学年)でSun*ベトナムにてインターンを行っているタンさんです。

Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の大原です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます!
昨年から始まった大好況企画、

新シリーズ「ベトナム人学生を紹介!」

の第4弾をお届けします。
今回は、xsseds Hub採用選考プラットフォーム「SCP」(以下SCP)の開発を担当するタンさんにインタビューしました。
同じプロジェクトチームメンバー、フイさんの記事もぜひ合わせてご覧ください。

Developerとして貪欲に日々スキルを磨いているタンさん。
インターンとして行っているプロジェクトのことや、将来の目標やこれからさらに学びたいことなどを語っていただきました。
どうぞご覧ください!

(今回インタビューに答えてくれた学生)

グエン・ハック・タンさん
ベトナムトップ大学であるハノイ工科大学の5年生(最高学年)。
Developerとしてのスキルを輝かせている。
2020年4月、日本企業に内定し、卒業後に渡日予定。
現在はSCPのプロジェクトチームにインターンとして所属しながら、大学の卒業プロジェクトであるSpeaker Identification(話者認識)、音声認識(speech recognization)の開発を行っている。

日本との出会い

日本に興味を持ったきっかけは何ですか?

ベトナムには日本製品がたくさんありますが、クオリティが高いと感じています。他国の製品と比較するとそれがよくわかります。そのことから、日本はどんな国なんだろうと興味を持ったことが最初のきっかけです。
また、実践IT授業を通してアジャイル開発を深く学び、日本では開発工程が明確でしっかりしていることに驚き、ますます日本に興味を持つようになりました。
日本でさらにスキルを磨きたいと思っています。

Sun*のインターンについて

インターンに参加したことでさらに日本で働きたいという気持ちが強くなったんですね!
現在、SCPのプロジェクトチームにインターンとして所属していると伺いました。

はい、私は今ハノイ工科大学(以下HUST)の5年生で授業が週に2日あるんですが、残り3日間はインターンとしてSun*で働いています。
採用選考プラットフォーム「SCP」(以下SCP)のプロジェクトチームでDeveloperをしています。
チームワークが良く、働いていて楽しいです。

チームワークがいいんですね!

はい、チーム内でよくお互いのことを話しています。
週1回のミーティングの他にオンラインでデイリーミーティングがあり、その日の予定を全員に共有するので、お互い何をしているのか把握しあっています。
他にも技術的なことなどちょっとした質問があるときにSlackで聞くと、先輩がすぐに答えてくれます。
現在はオンラインでのつながりのみですが、距離が近く感じます。

チームメンバーについて教えてください。

IT講師でもある眞田先生がPMのプロジェクトチームで、QA(テストする人)2人、IT Comtor2人、Developer5人、リーダー1人の、合計10人が所属しています。
私も含めそのうち4人がインターンです。
通常はIT ComtorのみPMと直接話しますが、インターンとして様々なことを学ぶために私も直接PMに相談したり、定例のMTGに参加したり、経験を積ませていただいています。
私はDeveloperとして昨年3月から参加しています。

インターンに参加してもうすぐ1年経つんですね。
これまでインターンを行ってきて、一番成長したと思うことは何ですか?

プログラミングに打ち込むタンさん

大きく二つあります。
一つ目は、Developerとして、プログラミングスキルが成長したと思います。
SCPでは、プログラミング言語はLaravelとReactを使用しています。Laravelの基礎は勉強していましたが、Reactは不安がありました。
2020年の3月からインターンを始めましたが、それまで大学の授業でロジックのみを学んでいました。
インターン開始後に、Sun*のIT講師が行っている実践IT授業で実践的なことを学んだり、インターンを通して実際のコーディングなどを学びました。
学び始めは多くの知識を吸収しなければならないので大変でしたが、SCPプロジェクトのリーダーを始めチームメンバーが丁寧に教えてくれるので感謝しています。

二つ目は、報連相や時間管理、タスク管理について成長したと思います。
例えば、タスクが終わらないときに期日を延長することが難しいということを学びました。
進捗管理上、ひとつひとつのタスクを期限内に終わらせることは重要なので、それを学ぶことができて良かったです。
Developerなのでお客様と直接話すことはないですが、お客様のことを考えたら期日を守ることは重要です。それをインターンとして学べたことはありがたいです。
SCPの事以外にも、例えばアーキテクチャについてなど幅広く教えてもらっています

卒業プロジェクト「Speaker Identification(話者認識)、Speech recognization(音声認識)」

インターン以外のことについてもチーム内の先輩から学んでいるのはなぜですか?

現在卒業プロジェクトを行っているんですが、そこでマイクロサービスアーキテクチャを使用しています。マイクロサービスアーキテクチャとは、アプリケーションのそれぞれの要素を自己完結型の小さなサービス(API)に分割するアーキテクチャーのことです。わからないことがあったときは自分で調べる以外にアドバイスをもらったりしています。
卒業プロジェクトは大学在学中に行う最も大きなプロジェクトで、人によっては何人かのチームで実施したり、私のように個人で実施したり様々です。

今取り掛かっているんですね!卒業プロジェクトについて具体的に教えてください。

すでに存在しているサービスである「話者認識(speaker identification、speaker recognization)」と「音声認識(speech recognization)」の二つを合わせ持ったものを開発しています。
つまり、ベトナム語のスピーチを誰が話しているかということを識別し、スピーチの内容を文字化します。
事前に話者の声をデータベースに登録することで、登録された人物がスピーチすると人物を特定することができます。

そのサービスは、今こうしてインタビューしているものを文字起こしするのにも役立ちますね(笑)
なぜそれを卒業プロジェクトとして開発しようと思ったんですか?

HUSTに私がお世話になっている教授がいるのですが、マイクロサービスの応用を専門としています。その方が先ほどお話ししたようなミーティングをサポートするサービスを開発中です。私自身もマイクロサービスの応用に興味があることが最初のきっかけです。
例えば、GoogleのAIテクノロジーを活用したSpeech-to-Textという音声を文字化するシステムがありますが、それは話者認識はできません。この二つを組み合わせることでミーティングの議事録に活用できたら便利ではないかと思い、このプロジェクトに参加したいと思いました。
私の担当は、声で出席者を管理するシステムの開発です。
例えば、授業の出席者を管理する方法として、冒頭に先生が学生の名前を呼び、返事をするという作業が発生しますよね。
学生の声を事前にデータベースへ登録することで、点呼することなく授業中の発言の音声から出席者を識別することができます。
発言をしないと欠席になってしまうんですが(笑)

便利なサービスですね!

今私はバックエンドでAPI(Application Programming Interface)をコーディングしています。
教授が取りまとめている大きなシステムに、自分が行っているサービスを追加するための作業ですね。

タンさんが行っている卒業プロジェクトのソースコードの一部

個人的に今すぐこのシステムを使いたいです!(笑)

まだ開発途中なので少しお待ちください(笑)
基本的には自分一人で実施しているプロジェクトですが、私以外にも他の学生が違うプロジェクトを行っていて、全員が少しずつそのシステムに追加するイメージですね。
そして、ひとつのシステムにするというのが最終形です。

このプロジェクトはAI技術を活用していますが、将来はAIの道に進みたいですか?

AIの道というと研究者のイメージが大きいと思いますが、私は研究ではなくAIを応用して何かに役立てたいという思いがあります。
進みたい道としては、AIを活用したSaaS型のサービス開発ですね。
まだ具体的にこれがやりたいということはないのですが、まずはDeveloperとしてスキルを磨き、日本語もこれからもっと学んで、将来はリーダーやPMになりたいと思っています。

常に目標に向かって日々努力を続けているタンさん、
インタビューの機会をいただきありがとうございました!

PMの眞田先生からメッセージ

xseeds HubのIT講師でもあり、SCPのPMでもある眞田先生からタンさんへのメッセージをいただきました!

タンさんは、実はフイさんの紹介でSCPのプロジェクトに入ってもらったメンバーになります。
今でこそインターンメンバーが複数人いるのが当たり前になっていますが、当時はプロジェクト自体もそこまで大きくなく、数名の社員スタッフと、インターンの1,2名のチームで開発をしていました。
SCPのスケールアップを考えていたのですが、なかなか優秀なメンバーを採用するのも難しい。
そこでフイさんに相談したところ、学生にも関わらず、すごく優秀なエンジニアがいると教えていただき、タンさんを紹介してもらったという流れになります。
今考えると、あのとき思い切ってインターンの人数を増やしてでもタンさんを受け入れると決めたことは正しい判断だったと思います。

私がタンさんに関して感心したことをいくつかお話できればと思います。

まずは、技術力と対応力の高さです。
私たちのプロジェクトはアジャイル開発を取り入れているので見積もりにはストーリーポイントを導入しています。
アサイン当初こそ、タンさんのストーリーポイントは高くなかったですが、2〜3ヶ月後には1エンジニアとして難易度の高い開発を行えるようになっていました。
さらに半年もすると週3日の稼働でありながら、開発のアウトプットが週5日分相当になっており(あくまで私の開発としての経験上での話しです)、技術力の高さとプログラミングの速さに驚きました

またタンさんは技術力だけではなく日本語力の高さも持っていました。
開発プロジェクトを行っている以上、「ユーザの要件をどうように解決する」をコミュニケーションすることがありますが、それに加えて「どういう技術を使って解決する」ということを会話することがあります。
これは専門知識や専門用語を要するので、それだけ日本語での説明の難易度も上がります。
実際のこういう場面のとき、BrSEが説明しきれない部分をタンさんが補足して日本語で説明していたことも印象的でした。

今タンさんは卒業プロジェクトのために、SCPのインターンを離れましたが、
卒業プロジェクトでも彼の技術力や探究心を遺憾なく発揮してほしいと考えております。
そして卒業後は日本に行って働くことが決まっていますので、タンさんの技術力をしっかりとアピールして日本で活躍してほしいと思っています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
今回は、ベトナムの優秀な学生を紹介するシリーズの第4弾として、Sun*ベトナムのインターン生、タンさんにお話を伺いました。
今後も「IT×日本語」の素晴らしいベトナム人学生を紹介していきますのでお楽しみに!

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それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)

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ABOUT US

幼少期から海外に興味を持ち、カナダ、フランス、オーストラリア、イランで生活する。 日本ではヨガスタジオのエリアマネージャー、留学カウンセラー、東証一部上場企業の社長秘書など多岐にわたる職業に従事。 脱公務員で現地企業に就職した夫、3歳の息子とともに2021年からベトナム生活を開始。 将来の目標は世界遺産全制覇。