Xin chào các bạn(こんにちはみなさん)!Sun*教育事業部の三浦です。今回もご覧いただき、ありがとうございます!今回は「芝浦工業大学とのグローバルPBL Vol.1」と題して、芝浦工業大学と実施したグローバルPBLについて前後編の2回に分けてお伝えする記事となっております。ぜひ最後までお読みください!
Sun*は今年も芝浦工大とグローバルPBLを実施しました!
Sun*はベトナムで今年も芝浦工業大学とグローバルPBLを実施しました!新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は3年ぶりの芝浦工業大学とのグローバルPBLになりました。
グローバルPBLとは?
PBLは「Project Based Learning」の略で「問題解決型学習」「課題解決型学習」と言う意味の学習法です。 学生が少人数のグループで能動的に問題を見つけ、解決する能力を身に付ける学習方法のことを指します。グローバルPBLとは、異なる文化的バックグラウンドを持つ学生がコミュニケーションしながら共に課題解決に取り組んでいく学習方法です。
芝浦工業大学のグローバルPBLはSun*とWin-Win関係
芝浦工業大学は2018年からグローバルPBLを実施しており、コロナ禍の期間を除き、実施数は年々増加しています。
芝浦工業大学はグローバルPBLの開始当初からハノイ工科大学の電気工学科、機械制御システム学科などと共に実施していました。そこにSun*が芝浦工業大学にHEDSPIとの協業を持ちかけたのがSun*が芝浦工業大学とPBLをするきっかけとなりました。
芝浦工業大学のグローバルPBLで芝浦工業大学とSun*共に異なるバックグラウンドを持つ学生が互いにコミュニケーションしながらシステム開発出来るようになる事や、HUSTの学生にとっては日本の大学生がどのくらいのスキルかを知れる事、芝浦工業大学の学生にはSun*の実際の開発方法を学べるのがWin-Winの関係となり、シナジー効果をもたらします。
以下は芝浦工業大学のグローバルPBLについての引用です。国内外の協定校・企業・行政機関等と連携して実施しています。さらにさいき「オンライン・グローバルPBL」も実施しています。
芝浦工業大学ではアクティブラーニング教育の一環として、従来から展開してきたPBL(Project Based Learning)を発展させ、国内外の協定校・企業・行政機関等とも連携して実施する「グローバルPBL」を積極展開しています。「グローバルPBL」では、海外協定校の学生とプロジェクトチームを結成し様々な課題の解決に取り組みます。様々なバックグラウンドを持つチームメイトと英語で議論しながらプロジェクトを推進していくことで、実践的な課題解決スキルを身に付けることができます。近年ではオンライン化も積極的に進め「オンライン・グローバルPBL」として、本学独自のCOIL(Collaborative Online International Learning)型教育の中核プログラムとしても積極的に推進しています。オンライン化初年度の2020年度には約30プログラムを実施し、国内外から1000名以上の学生が参加しました。「オンライン・グローバルPBL」は、オンラインでの海外との協働が一般化するこれからの時代にも対応する実践的なプログラムです。今後も、芝浦工業大学の教育理念である「世界に学び、世界に貢献する理工系人材の育成」を達成するための中心プログラムとして、オンラインも活用しながら積極的に展開していきます。
芝浦工業大学 グローバルPBL ページより引用
・芝浦工業大学がハノイ工科大学で行ったロボット機能改善プロジェクトのグローバルPBL紹介動画
木村先生にグローバルPBLについてお話を聞きました
PBLに参加する学生を指導する木村亮先生にお話をお聞きしました。
↓また、木村先生自身へのインタビュー記事はコチラです!
PBLを通して学んで欲しいこと、目的は何ですか?
木村先生:異なる文化的バックグラウンドを持つ学生とコミュニケーションしながらシステム開発が出来るようになること。そして事前学習ではシステム開発に必要なIT技術を主体的に学んだり、チーム開発における自分の責任を認識し、最後まで責任を持ってやり遂げるマインドを持つことです。
今回はベトナム現地でのリアルセッションに向けて事前学習を計画しました。
事前学習の内容を教えてください。
木村先生:PBLに参加する学生はプロジェクト開発とチーム開発の概要、そしてGit / GitHubの基本的な操作とFlaskについて事前学習をしました。
事前学習が必要な理由の1つは、技術的なギャップを少しでも埋めるためです。 芝浦工業大学の参加学生が2年生中心ということで、大学ではまだC言語とIT基礎科目しか学習していない学生がほとんどです。 対してHUSTは4年生が中心のため、既に大学の授業でRuby on RailsやJavaScriptを学んでいます。 芝浦の学生には、PythonとFlaskの基礎を理解し、少しでも技術的なギャップがなくなるようになって欲しいという狙いがありました。
2つ目は、チームとして課題を達成しコミュニケーションを取ってもらうことで、リアルセッションでスムーズに活動が開始できるようにするためです。 少しでも顔を合わせて会話をしていくことで、初対面でぎこちない空気になって進みにくくなるよりも、オンラインでもいいから顔を合わせる機会を作ってあげたいという意図です。 それでも初めはほぼ初対面のような雰囲気で始まりましたが、すぐにチームとして活動できていたのではないかと思います。
PBL実施の流れ
事前学習
1. 芝浦工業大学とハノイ工科大学の学生のオンライン顔合わせ・チーム作成
2. 技術の事前学習
3. 芝浦工業大学でのオフライン事前授業
現地でのリアルセッション
4. ベトナムでオリエンテーション・チームビルディング
5. 要件定義書作成・開発計画作成
6. チーム開発
7. 最終発表
8. 修了式
※ リアルセッションでは、その他に「日系企業のツアーやベトナム学生によるハノイ観光」があります。また後編の記事で詳細はお伝えできればと思います。
芝浦工業大学でのオフライン事前授業の様子
木村先生は事前準備の1つとして日本へ行き芝浦工業大学の学生に授業をしました。
そこでどうして芝浦工業大学でオフライン授業の必要があったか等についても聞いてみました。
芝浦工業大学ではどのような授業を実施したのですか?
木村先生:私の経歴と経験について簡単に説明をした後、プロジェクト開発について説明を行いました。ほとんどの学生は当然ですが社会に出てプロジェクト開発をした経験がありません。一般的にIT企業で行われるプロジェクト開発の手法や、必要になるドキュメントについて説明しました。その理解をした上で、今回のグローバルPBLで実施してもらいたいことを話しました。
Git/GitHubについての技術的な説明も予定していましたが、講義形式だとどうしても聞いて終わりになってしまうので資料は読んでもらう前提で、事前課題として取り組んでいただく案内をあわせて行いました。
なぜ芝浦工業大学に直接行き授業をする必要があったんですか?目的はなんですか?
木村先生:プロジェクト開発の講義を行うというのも目的の一つではあったのですが、オフラインで事前に学生の雰囲気や講義態度などを確認したいという目的もありました。どうしてもオンラインだけのコミュニケーションだと限界があり、理解度や表情などが見えにくくなります。そのため、ハノイでのリアルセッションが始まる前に、できるだけ芝浦の学生に会って反応をうかがいたかったという意図がありました。
芝浦工業大学での授業に対する学生のリアクションや理解度はどうでしたか?
木村先生:彼らにとってまだ体験したことのない話や知識については興味を持って聞いてもらえたのではないかと思います。システム開発の流れはなんとなく理解していた様子もあり、グローバルPBLでのチーム開発のイメージを掴んでもらえました。
まとめ
いかがでしたか?今回はグローバルについての説明やハノイ工科大学と芝浦工業大学のグローバルPBLについてご紹介しました。Vol.2ではベトナム現地での開発の様子とPBL最終発表会の様子をお送りします!わたしたちの事業の内容やxseeds Hubに関してのお問い合わせなどはこちらからお願いします。また、Facebookページをフォローしていただくと、記事更新の通知だけではなく、Facebookでしか見れない#日常の一コマをご覧いただけます。ぜひ覗きに来てください。それでは次回の更新をお楽しみに。Hẹn gặp lại nhé!(また今度)